こんにちは。
今日は目標について。
具体的には、「成功をイメージできているか」&「最悪な状況を想定しているか」というお話。
何事もそうですが、計画においては目標とそれに対するリスクを考える必要があります。
人生についても同じことが言えるでしょう。
多くの人は人生において成功を望みます。そして実際にその通り実現する人と、実現しない人に分かれます。
この違いは何でしょう?
私はそのひとつに目標設定と同時にリスク管理があると考えます。
本日はそんなテーマです。
プランを立てる
まず目標を決めるときに大切なことは、プランを立てるということ。
言い換えると、シミュレーションをするということで、
何通りものパターンを考える必要があります。
なぜかというと、大抵の場合、想定通りに進まないからです。
必ず、困難や試練がやってきます。
そして、事前にいろんなケースを想定していた人のほうが、切り返しがはやく軌道修正できるのです。
昔、ホリエモンが流行語をとった言葉に「想定内」というものがあります。
これはまさに彼がさまざまなパターンを想定していて、いい場合はもちろんのこと悪い方向に転んだとしても、それすらも想定していたということなのだと思います。
決して強がりではないはずです。
仮に、強がりだけだったら、あれほどの結果を出していません。
話が逸れましたが、
要するに「人生のシミュレーションをしてますか?」というお話。
プランを5つ考える
今回僕は10年後の姿を、5つのパターン用意します。
なぜ5つなのかというと、イメージが鮮明になると思ったからです。
これは個人差があると思います。2つや3つでも十分な人もいると思います。
ただし、まずは「最善のプラン」と「最悪のパターン」の2つは必要かと思います。
僕の場合は以下の5つになります。
1、平均年収の生涯サラリーマン
2、年収1000万円の個人事業主
3、年収2000万以上、資産5000万の準富裕層
4、年収5000万以上、資産1億以上の富裕層
5、年収1億以上、資産5億以上の超富裕層
出典:野村総研
1、平均年収の生涯サラリーマンの人生
僕の中で、最悪のパターンがこの1番です。
これは何かというと、普通にサラリーマン的な職業で一生を終えてしまうということです。
もちろんそれもひとつの在り方ですのでまったく否定はしません。
しかし今の僕は独立のために頑張っているわけです。
まずは副業としてのトレードや経営に関する勉強など。
なのでこの1番のプランだった場合は「怠けてしまった」という最悪の結果すらありえるわけです。
もちろん現実は甘くないという側面があります。
トレードの世界でも9割が負けると言います。
もちろん自分が天才とか才能が際立っているとは思いませんので、この9割に入る可能性は十分にあります。
というか普通に考えたらここです。
なので、人より頑張るのですが、最悪の場合はここのラインを想定して、もしそうなった場合は受け入れなければなりません。
むしろ、ここの生活水準をバカにするなども違うわけですから、
こうなった場合の運命はしっかりと受け止め、その中で幸せを見つけていくという方が健全でしょう。
ポーカーでも、配られたカードで勝負するのが基本です。いかさまなどしない限り。
なので、与えられた環境にまずは感謝し満足して、それを受け入れた上で、できる限りの努力が大事となりますね。
しかしながら副業として、トレードやその他の勉強、実践は積んでいきますので、
やや微益を得ながらというのが現実に近いかも知れません。
2、年収1000万円の個人事業主
さて、では2番はどのようなイメージかというと、数字のとおり年収1000万を達成できている未来です。
サラリーマンとして、会社に雇用されるのではなく、あくまで独立して自分自身で仕事を取ってくる、またはトレードなどで収入(利益)をあげていく、という領域。
ある意味、ここが第一段階で、まずはここを達成するために命を懸ける必要があります。
この記事からもわかるように、年収1000万を達成するには、上位5%に入る必要があります。
つまり100人いたら、上から5番に入らないといけないわけです。
年収1000万は、月収に置き換えると、平均して月収80~100万円くらい。
TwitterなどSNSを見ていると、このクラスはゴロゴロいるので、もっといるような気もしますが、
基本的に結果を残してる人が、発信や発言をしているので目立つという側面はあるかと思います。
僕の場合、ここを目指すのに、トレードの一択です。
月収100万円というのは、日に3万~4万の利益を上げる必要があります。(トレードの場合、週末は基本相場が休みなので日の利益はもう少し上げる必要がある)
仮に、1日に5万円の利益を計上すると、資金が200万から500万くらいは最低限必要です。
なぜなら人間は10%以上の損失を受けた場合、精神的ダメージが大きいからです。
200万円の10%は20万円ですね。
ダメージが大きいというのは、一時期辞めてしまう、つまりトレードができなくなってしまうくらいのダメージを追う可能性があるということです。
それを加味すると、よく言われることですが(1回の取引で)2%の損失で抑える必要があります。
200万円の場合で2%が4万円になるからこのくらいの水準で、勝ち負けを繰り返して、利益を上げていく必要があります。
3、年収2000万以上、資産5000万の準富裕層
では次。
ここまであげてきているプランは、10年後の姿です。10年後にどのプラン(状態)を達成できているかというのが大前提です。
そこで、次のイメージする姿が年収2000万円、そして資産がだいだい5000万円くらいは持っているという状態です。
(手取りで)年収2000万得るには、所得の種類にもよりますが、利益で3000万円くらいは計上する必要があります。
税金がかかるからですね。所得であった場合、(年収)4000万円以下(1800~4000万まで)が40%の税金がかかってきます。
そして、年間で3000万の利益となると、月間で250万くらい。
僕の場合、トレード1本で目指すという選択肢もあるのですが、
月間100万円くらいの利益が安定的に残せるようになったら、情報発信にも力を入れます。
なぜかというと「月収100万」の実績にはそれなりの価値があると思うからです。
そしてなにより情報発信で利益を生むことができれば、収入としてトレードより安定します。
このメリットは大きいです。精神的にトレードにもいい状態で挑むことができると予想します。
かつ安定して利益が増えるわけですから、その資金をトレードに回すことも可能です。
以上が、プラン3になりますが、この世界観というのは、
Twitterでよくみる、フォロワー数1万人から5万人ほどのインフルエンサーの世界観かと思います。
彼らは、普段は実業を頑張りながら、情報発信でも利益を上げています。
このハイブリットはもはや定番ですね。
4、年収5000万以上、資産1億以上の富裕層
では次の姿。
ここまでくると夢物語に近いかもしれませんが、10年をひとつの区切りとしますので、全然狙える世界だと感じます。
年収が5000万ということは、月収で500万以上。
富裕層の定義からも2%の世界なので、非常にハードルが高くなります。
そして一般的にはあまりここまでを狙いません。
ちなみに、ここまで「稼ぐ力」と「資産」があれば海外移住を本格的に視野に入れたほうがいいでしょう。
なぜなら、海外のほうが税金面で優遇される場合が多いからです。
所得の種類にもよりますが、シンガポールや香港は、トレーダーとしての所得であるキャピタルゲイン税には課税されません。
他にも、法人税や所得税に関しても、日本より低い場合が多いです。
※この辺は、働き方、価値観、環境、その先の計画などさまざまな属性を踏まえて考える必要がありますので一概には言えませんが。
仮に、トレーダーであった場合、土地(住居)はどこでも構いません。
ネット環境があれば、初期段階のハードルはあるものの世界中(もちろん例外もある)で仕事ができるわけです。
仮に、日本ではキャピタルゲイン税が20%ですが、ここをゼロにできたら大きいわけです。
例えば、年間5000万円の利益を残したとして、日本にいたら20%の1000万円が税金として取られるわけです。
しかしこれが課税対象外の国へ移住して、ゼロであれば年間で1000万円が残るわけです。
これを10年間続けたとしたら累積で1億もの利益を残せるということですね。
なので、このフェーズでは、稼ぐことはもちろんのこと、残す(守る)知識やスキルを身につけることが重要です。
1人では難しいと思いますので、税理士などに相談して進める必要がありそうですね。
5、年収1億以上、資産5億以上の超富裕層
最終形態はここです。
そして、もちろんですが最終的にはここを目指すわけです。
上のグラフからもわかるように、この領域は0.1%です。
簡単にいうと1000人にひとりということですね。
ここはなかなか到達できるものではありません。
しかし、表面からみると0.1%と非現実的な数字に感じてしまいますが、
実際には、うえのプラン1からプラン4までの行動をコツコツとこなしていった先にあるという感覚がイメージできれば、以外と不可能ではない気もするのではないでしょうか。
つまり今日明日では全く不可能だけれど、10年の年月をかければ到達できるかもねという発想です。
一般的には、人生宝くじのように一夜で激変するような結果を求めがちです。
しかし実際には、そうではありません。
こんなことは誰の目にも明らかなのに、ほとんどの人がそれに向けて行動しないというのもまたひとつの事実です。
なので結論として周りの1000人と競争をするのではなく、あくまで自分自身との戦いで、
どれだけ昨日の自分に勝てたか?これの繰り返しだと思います。
ちなみにこのクラスの代表的なところだと、ガクトさんだったり与沢翼さんであったりと海外セレブ勢ですね。
やるからにはここまでを目指したいわけです。
例外的なゲームオーバー
最後に忘れてはいけないのは、「ゲームオーバー」の概念です。
プラン1が、最悪を想定してのプランと書きましたが、現実にはさらに下があるわけです。
それがこのゲームオーバーという概念。つまりは破産等のリスクです。
うえの通り、プラン2~プラン5まではある程度のリスクを取っています。
つまりそのマイナスのリスクが現実になるということがあり得るわけです。
例えば、トレードで全資金を失った。会社立ち上げて赤字垂れ流しで破産。
というような状況も十分に予想できるわけです。
しかしながら「負債を抱えての破産」までのリスクは取れないので、その前段階で策を講じる必要があります。
つまり攻めの時には必ず撤退ラインを決めて、そうなってしまった場合は言い訳なしで必ず撤退する。
ここでは単純にメンタル面であったりが重要ではないかと感じます。
最低限プラン1(以上)で推移するわけですから、基本的には毎月貯金(資金)がたまります。
そしてトレードにしても、会社運営にしても余裕資金や、在庫ゼロ借入ゼロの状態で始めるということです。
僕は、実は一度このような失敗をしていて深く心に刻んであるので、これからもこの原則は守っていくことでマイナスは避けていけたらと考えます。
まとめ
『思考は現実化する』という書籍があるように、
具体的に、より鮮明にイメージすることが非常に重要かと思います。
例えば、1日はどのくらいの売上が必要か?それにはどのくらいの資金や勉強時間や行動が必要か?など。
鮮明に、何度も何度も繰り返しイメージやシミュレーションすることが大切ですね。
将来は、美味しいご飯を、大切な人と、豊かな暮らしができるような生活を望みます。
今回も長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。