こんにちは。
今回はFXの話。
僕は兼業トレーダーなので、FXもやります。
XМという証券口座を使用していて、
その中にUS30cashという商品があります。
これが非常にボラがあって魅力的な商品なのですが、同時に悪魔的です。
下手を打つと簡単に破産できます。
しかし、徐々にトレードをしていくにあたって馴染みが深くなり、「これをうまく取引はできないか?」と考えるようになりました。
なぜかというとボラがあるということはそれだけ儲けることもできる(早い)からです。
そこで現状考えうる攻略法を話していこうと思います。
◆リスク管理
まずはリスク管理から。
破産してしまったらまたイチからやり直しです。
そうならないためには損失を限定するリスク管理が重要になってきます。
今私は資金10万でトレードを行っています。
US30cashは、なぜかロットが1からしかエントリーできないので、現状はそれでやってます。
1ロットはだいたい100ドルの値動きで10000円持っていかれます(逆に利益の時も10000円)。
※ちなみにUS30cashでは10000pips(100ドル)は簡単に動きます。
なので最悪10回連続で負けたらおしまいです。
これほどリスクがあるトレードをしてるのです。。。
しかしやると決めた以上、その中で資金管理を考えなくてはいけません。
※なぜそれをやるのかという理由は次回に譲ります。
つまりトレードをし続けるには少なくとも勝率は半分以上は欲しいということです。
なぜなら勝率50%を切った状態でエントリーを繰り返すとそのまま資金はあっという間にゼロに近づくからです。
なので少なくとも勝率は51%以上必要ということが分かります。
そして次にリスクリワードです。
1回のエントリーで損失許容は10000円(100pips)なので、リターンはおよそ10100円(101pips)以上は欲しいという計算です。
仮に、勝率51%以上、リスクリワードが1.01対1をキープできれば、理論上は利益を増やしながら「トレードを続ける」ことができます。
これが、資金管理の話です。
◆エントリーポイントを探る
次に重要なのがエントリーポイントを探るという話です。
あたりまえに、利益を出すということは相場の動きを把握して少し先の未来を予想します。
その仮説が当たれば差分(利益)が取れるわけです。
つまり大事なのは仮説を立てるということ。
もちろんこの仮説というのは100%その通りになるものではなく、プロでも外すことがあります。
※そのためにヘッジという概念が存在します。
ここで期待値の話になります。
期待値とは簡単にいうと、その勝負でどのくらいのリターンが期待できるかを数字で表したものです。
たとえば有名なのが、宝くじです。
100円の券を100枚(10000円分)買ってどのくらいのリターンが得られるかという話です。
答えはマイナスですね。
基本的には宝くじというのは買った分だけ(それに比例するように)損をします。
では一方でFXはどうか?
これはその場面(局面)によります。
つまり期待値が限りなくゼロやマイナスの場面もあれば、期待値が高い局面というのも存在します。
なのでFXにおいてはその期待値が高い局面でエントリーを考えるということが重要です。
※今回はテクニカル分析の話ではないのでその話は割愛します。
ここでは何が言いたいかというと、FXにおいては期待値は存在するということです。
なぜそれが言えるかというとまさにプロトレーダーが存在しているからというのが一番の証明ではないでしょうか。
彼らは少なからずその期待値に張って利益を上げ続けています。
◆利を伸ばす
期待値の高い局面で、エントリーをすれば勝てる可能性は高くなるという話はしました。
これは勝率の話です。
それと同じくらい重要なのが「利を伸ばす」という考え方です。
つまり損小利大で、利益を残していくということです。
例えばFXの場合、勝率が高いからといって利益を多く残せるかというとそうではありません。
トレードで重要なのは、どれだけ利益を残せたかということ。
極端な話、1勝9敗でもその1勝の利益が9敗の損失を上回り利益が残ればその方法は正しいということになります。
有名な話で、伝説のトレーダーであるcisさんの勝率は約30%といわれています。
つまり10回中7回は負けているという計算です。
しかしあの方は言うまでもなく億トレーダーで、資産も数百億といわれています。
そんな方の勝率が3割なのです。これは衝撃ですよね。
つまり利を伸ばすということがいかに重要なのかがわかります。
野球で言ったら、1-0で勝つのではなく100-0で勝つことを目指すみたいな感じですね。
最初の頃は勝率に目がいきがちですが、重要なのが損小利大の考え方です。
損小利大とは、文字通り損失は小さく(限定的に)、利益は大きく(最大まで引っ張る努力)するということです。
ここで分析するのに有名なのがプロスペクト理論ですね。
トレードにもこの心理状況は待ったなしでやってきます。
もちろん地合いなどから、エントリーから間もなく仮説を覆すようなトレードもあるかもしれませんが、それは例外です。
つまり、目標ターゲットに達成していないのに、少し利益が乗ってきたからと利確してしまうことはよくあるということです。
少なくとも利確したくなる衝動や恐怖に刈られるということです。
そして実際に利確してしまいます。。
これが目の前の利益は確実に取っておきたいというプロスペクト理論の心理ですね。
一方で、損失の場合はどうか?
これは反対に、どこまでも引っ張ってしまうという人が多いわけです。
損失を拡大させる(放っておく)というのはFXにおいて最大の悪手です。
「待っていればまた(建値まで)戻ってくるだろう」という考え方はご法度ということです。
なぜかというと、さらに下(ロングの場合は上)に持っていかれることはよくあるからです。
これをやっていては、9勝1敗でもトータルで負けます。
勝率をあげるだけでも難しいのに、9勝1敗で負けるなんてことがあったらすべてが嫌になりすぐに辞めますよね。
しかしこれは考え方の問題なので、うえであげたような基本的なルールを守っていれば着実に利益を上げることができるゲームなのです。
◆感情に支配されない
次に重要なのは感情です。
前述してきたような内容はあくまで理論の話です。
つまり机上の話です。
大半の人は「そうだよね」と理解できる部分かと思います。
しかし、なぜほとんどの人が理解できる理論ゲームなのに、負ける人がほとんどなのか?
それはこの感情が市場を支配してるからです。
大抵の人は、負けると熱くなります。
その負けを取り返そうとします。
しかし、そうなればなるほど損失が嵩むようになります。
なぜでしょう?
それは熱くなった頭では冷静な判断ができないため、より本能に近い感情に任せたギャンブル的な選択をしてしまうからです。
市場は無常です。あなたの意志に関係なく容赦なく動いていきます。
ときにおおきく裏切る動きをすることがあるかもしれません。
しかしそんな時も待ったなしです。
こちらが対処しないと限りなく損失も拡大していったりします。
これらはすべて感情の支配によるものです。
つまり感情を上手にコントロールすることが、負けないトレーダーになる一歩だということです。
そのためにはいくつかの投資ルールを持つことが必要かつおすすめです。
僕自身は以下の投資ルールを設けています。
・必ず余裕資金でトレードする
・ロスカットは必ず守る
・たらればを絶対に言わない
・ロットは変更しない
・+α レポートをつける
ざっくりとこのあたりですね。
◆まとめ
少し長くなってしまったので今回はまとめに入ります。
書きなぐっただけなので、あまりまとまっていないかもしれませんが、
結構重要なことは話せたかと思います。
また次回さらに思考をまとめて続きを書いていこと思います。
今回も最後までありがとうございました。