負債脳からの脱出【マインド論】

こんにちは。

 

本日は、負債に関してお話していこうと思います。

 

いわゆる借金についてですね。

 

僕は1000万近い借金を作ってしまいました。今はその9割は返済しておりますが、この借金を作ってしまったことで、いろいろな後悔が生まれました。

 

今の日本でも、借金について悩んでいるひとはたくさんいると思います。

 

そんな方に、少しでも僕の経験から導き出した解決策やそのマインドが届いたら嬉しく思います。少なくとも過去の自分に見てもらうため、話していきたいと思います。

 

■意識しないと負債は増える一方

借金は、人(または会社)からお金を借りることです。人からお金を借りるということは、その(借金した)部分はその人に依存するということです。

 

依存するということは、その人(または会社)に自由を奪われます。

 

なぜ自由を奪われるかというと、それを返すために働かなくてはならないからです。

 

基本、借金というのはお金がない人が借ります。

 

なので、どうしても必要なため、お金を借りてしまうわけです。

 

この「どうしてもお金が必要」という状況があるためにお金を借りざるを得ないのです。

 

極々当たり前のことですが、借りる側の立場に立ってしまうと、自分では制御しているつもりでも、いつの間にか制御できなくなってしまうのです。

 

具体的に、どういうことか、

 

まずお金を借りることにより、一種の快楽を覚えます。

 

借りたことがある人はわかると思いますが、お金を借りることは楽で、楽しいのです。

 

なぜなら、そのお金で欲しいものが瞬時に手に入る、または瞬時に問題が解決できるからです。

 

例えば、女性とデートしたい、でもお金がない。ここで欲に負けてしまうと借金してすぐにお金を得て、女性をデートに誘うということをしてしまうわけです。

 

簡単に自分の欲が達成できるので、借金は楽しいのです。

 

人間は、簡単とか、楽なことが大好きなので、一度これを覚えてしまうと、またいつか使いたいと考えてしまうのです。

 

■マインドを変える

では、どのようにして、借金をしない生活が送れるようになるのか。

 

答えは簡単です。マインドを変えるのです。今までの考え方を変える必要があります。

 

基本的に借金をする人の脳は、消費のことにしか考えがありません。

 

要するに、今月のお給料は何に使おうか、ボーナスが入ったらあれを買おうか、など。

 

また、仕事を選ぶにしても、このくらいのお給料であれば、あのマンションに住めて、休みの日はあれができるな、、と考えます。

 

もらったもの(お給料)をどのように分配するのか、という脳の構造です。

 

もちろん、職場で出世して、お給料が上がれば、その分手元に残るお金が増えるという考え方があります。

 

しかし、現在の日本の昇給制度からしても、月に5万とか10万の給料が一気に増える会社というのは、全くないとは言いませんが、きわめて少ないわけです。

 

仮に、そのように出世をしても、責任が付いて回り、自由な時間が奪われてしまうということはよくある話なのです。

 

少し話がそれましたが、いずれにしても、給料がいくら増えても、それをどのように使うか、と考えるうちは手元にお金は残りません。

 

これでは、いつかまた欲に負けた借金に手を出す可能性があるということです。

 

■負債脳からの脱出

では、どのようにして、その借金をしないためのマインドに変えていくのか。どうすれば、今後の人生で借金に悩まず、楽しい生活を送れるようになるのか。

 

まずは、上でも述べたように、負債脳から脱出する必要があります。

 

単にお金を消費する考えから、お金を産み出すという考えに改めるということです。

 

例えば、洋服が欲しいとします。それが1万円だとして、負債脳ではこれを来月の給料が入ったら買おうと考えます。

 

しかし、負債脳から脱出するためには自分の力でまずその1万円を得るには、どうすればよいか、と考えるわけです。

 

いわゆるビジネスに近い考え方ですね。

 

これをすることで、洋服を買う(欲を満たす)ために、1万円を自分自身で稼いでから買うので、マイナス(借金)になることがないのです。

 

基本このような考え方は今の日本の教育では教えてくれません。また一般的な家庭だと、親も詳しく理解していませんので、教えられません。

 

なので、誰からも教わることなく育ってしまうので、大人になってから困るのです。

 

僕は、この考えに至るまで、約30年かかりました。

 

しかし、世の中には、まだまだこのことに気付いていない人は大勢います。

 

■自分の価値観を持つ重要性

僕の好きな言葉に、「わかっていることと、できることは違う」というものがあります。

 

仮に、(欲に負けた)借金はよくない、ということはわかっていたとしても、それができなければ意味がないのです。

 

これは非常に重要なことです。

 

しかし今の日本で生活している以上簡単なことではありません。以前の僕もそうでした。

 

友達といつも遊んでいたり、会社の愚痴ばかりいって憂さ晴らしをしていたら、絶対にこのような考えにはたどり着きません。

 

何かをするということは、同時に何かをしない(捨てる)ということです。人生は常に、トレードオフの関係で成り立っています。

 

■真剣に、ひとりで考える

世の中の成功者と呼ばれる人は、必ずひとりの時間を大切にしています。

 

成功のアイデアとか、成長そのものは、ひとりの時間からしか生まれないと私は思っています。

 

要するに、借金をなくすためには、思考を変える必要がある。思考を変えるには、ひとりで考える時間が必要ということです。

 

それくらい今までの価値観から抜け出すには、多大な労力を要するということなのです。

 

■まとめ

長くなってしまいましたので、まとめます。

 

・借金脳から脱出すること

 

・ひとりの時間をつくること

 

・マインドを変えるには時間がかかること

 

今までの僕は、目の前のことで頭がいっぱいで、将来のことなど微塵も考えていませんでした。しかし借金で失敗し、反省し、後悔することで、未来を考え、今を変えることがいかに重要かを少しずつ理解してきました。

 

これからも日々学んで成長し、この場でも発信していけたらと思います。

 

では本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。