継続はチカラ

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こんにちは。

 

今日は継続についてです。

 

先日こんなツイートを見つけました。

 

 

とても勉強になると思い引用させていただきました。

 

この内容について今日は深掘りしていこうと思います。

 

ではさっそくみていきましょう。

 

■インシデント管理

 

インシデント管理とは、情報システムの運用・管理において、利用者がシステムを正常に利用することを妨げる状態・事象(インシデント)へ対応し、これを取り除いて利用を続行できるようにすること。

 

まずインシデント管理というものがありますが、これは日々の業務などにおいて不備や不具合がなくスムーズに回すことができるようにするための管理です。

 

例えば、今は仕事でパソコンを使うことも一般的ですが、そのパソコンが急に固まってしまったりしたらそれでは業務が止まってしまい損失が出てしまいます。

 

このような突発的な出来事(ここではネガティブな現象)を防ぐためにインシデント管理という概念があります。

 

つまり問題というのは日々起こり得るものですが、できる限りその事象を排除してよりスムーズに業務ができるよう努めるとうことですね。

 

いってみれば「あるある」みたいな要素もあるということでしょうか。

 

ここで重要なのは、問題は起こるものだと受け入れて「前に進む」ことだと思います。

 

なぜ仕事をするのか?なぜ日々の業務をするのか?

 

ここが重要であり、

 

それは会社の利益のためであり、ひいては自己の成長のためですね。

 

この「前に進む」ということをよりストレスフリーな状態で行うためにこのインシデント管理が重要ということです。

 

ではこれをFXに当てはめると、上のツイートの内容のようになるということです。

 

例えばFXを業務と捉えると、ストップロス(損切り)がインシデントです。

 

このインシデントのパターンを記録して管理していけば『同じ間違いをしない』という結果に繋がります。

 

そして同じ失敗をしなければ勝てるという理論ですね。

 

確かにこれは重要な概念です。

 

しかしここでの問題はFXにおけるインシデントは無数に存在するということです。

 

なぜならトレードにおいて「確実」というものはなく、どこまでいっても不確実性を含んでいるからです。

 

ただし、100%が存在しないから利益を増やすことができないかというと、それはまた別の話です。

 

ここで重要なのは「不確実性を受け入れる」ことができるかどうかということです。

 

なぜ人は感情的になるかというとプライドが高く完璧主義だからです。

 

自分が思っていたようにならないと感情的になることがあります。

 

これは本能的にそうなるので仕方ないことですが、そのあとの対処を理性的に行えば感情に振り回されることはないということです。

 

つまり負けて悔しいから取り返そうとはならないわけです。

 

話が逸れましたが、FXにおいて重要なインシデント管理とは、

 

『同じ失敗をしない』努力をし続けるということです。

 

同じ失敗をしないとは言っても、同じような失敗はしてしまうかもしれません。

 

この時に自分を責めるのではなく、同じ失敗と同じような失敗をしっかり分けて考える必要があります。

 

これができるようになることで、インシデントを受け入れ、前に進むことができるというわけです。

 

■継続はチカラ

 

次に重要になるのが、継続の力です。

 

これまではリスクマネジメントについて話してきましたが、

 

リスクマネジメントにおけるインシデント管理などはあくまでテクニックです。

 

その本質は継続にあるということです。

 

なぜ失敗に終わるかというと、そこで辞めてしまうからです。

 

継続して、改善していけば必ず前に進みます。

 

なので、この継続ができるかどうかということですね。

 

■継続は複利

 

ではなぜ継続が重要なのかというと、そこには複利の力が働いてくるからです。

 

FXでは負ける人が8~9割と言われています。

 

これはつまり長く継続できる人も少ないということを意味していると思います。

 

大抵の人間は利益が出なければ面白くないので辞めてしまいます。

 

しかし多くの人が辞めていく中で、少しづつでも継続した人はどうなるでしょう。

 

最初は同じようなスタートラインだったとしても、継続する人は少しづつでも前に進みますからいつの間にか追いつくこともできないほど遠くにいることもザラにあるでしょう。

 

しかしほとんどの人が辞めるという事実がありますので、やはり継続できる人は一握りです。

 

そして、努力の量が同じであれば、成長に対して複利の力が効いてきますので、

 

長く継続することで、加速度的により遠くに行けるということです。

 

例えば、1.01の努力を毎日する人がいるとしたら、1.01の365乗は37.8なので、

 

1年で約38倍まで成長できるということです。

 

FXは絶対的な優位性ではなく、相対的な優位性で成り立っています。

 

トレードというのは、画面の向こう側にいる「人」が作り上げていくもので、

 

その人たちと比較して優位性があるかどうかということです。

 

そしてここで重要なのは、その優位性がある領域までほとんどの人がたどり着けないということです。

 

パレートの法則というものがありますが、

 

この優位性がある領域を2割の人が占めているとすれば、

 

全体の8割の利益をその2割の人々が享受するという構図が成り立ちます。

 

こうなってくるとどうひっくり返しても残りの8割の人たちは勝てるはずがありません。

 

これこそが継続の力であり、同時に残りの8割の人にとっては脅威です。

 

なので、何事もやるからには2割の領域を目指さないといけないということですね。

 

■まとめ

 

世の中には名言や格言のような重要な言葉が多く存在します。

 

しかしその奥にある真理まで理解できる人は本当に少ないと思います。

 

もちろん僕もまだまだ浅く、未熟ですが、

 

大切なのは、今の位置を素直に認めて、謙虚な気持ちで勉強や仕事を継続することだと思います。

 

今回も最後までありがとうございました。

 

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