商売の本質

こんにちは。

 

今日は商売の本質について書いていこうと思います。

 

この前TikTokで商売の本質について語られている動画がありました。

 

その内容をざっくり説明すると、

 

トイレ掃除が大事と言うことで、

 

なぜトレイ掃除が大事かというと、

 

誰もやりたがらない仕事だから。

 

商売というものは誰もやりたがらない仕事をどれだけ率先してやれるか、

 

ここに商売の本質があるんだという話でした。

 

確かに!と腑に落ちる感じがして、

 

これをどうにか体得したいなと思った次第な訳です。

 

ではなぜこの「誰もやりたがらないこと」をすることが商売の本質なのでしょうか。

 

例えばこれは昔に遡っても面白いかもしれません。

 

例えば漁師っていますけど、これらの人は自ら船に乗って魚や海鮮系の食料をとってきます。

 

現代でこそ、そこまでのリスクはないかと思いますが、

 

昔は命懸けのこともあったと思います。

 

なぜなら船もそこまで頑丈ではなく、数人乗れるのがやっとという時代もあったかと思います。

 

そう考えた時に、やはりリスクが高いと感じたらやる人は少なくなるでしょう。

 

つまりこれが「誰もやりたがらないこと」に繋がると思うのです。

 

しかし、魚がたくさん取れて村の人が喜んでくれれば商売として成り立ちますよね。

 

そのうちこれが等価交換という自然な取引となり、

 

貨幣が生まれる流れになるかと思います。

 

で、現代において、過去と比較した時に何か問題があるのかなと考えた時に、

 

モノが溢れているということが言える気がします。

 

これは言ってしまえば、リスクが少なくなってきたとも言えるかと思います。

 

つまり期待値も低いということです。

 

どういうことかというと、株なども同じかと思いますが、

 

ボラティリティ(リスク)が大きいほど、リターンも大きいといいことです。

 

現代において飲食店(商売)を始めるということは、実はそこまでのリスクはありません。

 

むしろ始め方から何まで全部ネットに乗っていて、あとはやるかやらないかくらいのもので、

 

「安全」だということです。命まで落とすことはほとんどないでしょう。

 

一方で、昔の漁師を思い浮かべた時に、命を落とすかもしれないというリスクを背をっている訳ですから、

 

魚一匹の価値が全然違う訳です。

 

誰でも始められるような飲食店と、命を落とすかもしれないという漁師、、、

 

ともに同じ「商売」だったとしても価値が全く違う訳です。

 

つまり言い換えると誰でもできるようなことは価値がないということです。

 

ここで登場してきたのがブランデキングやマーケティングと言った概念なのではないでしょうか。

 

ここでしか手に入らない、今日しか手に入らないなどの唯一無二のモノでしたらそもそもブランディングマーケティングは不要な訳です。

 

つまり現代というのは生きる上でもリスクが減り安全になったと同時に、

 

ボラティリティがなくなりリターンも取りづらくなっているということが言えるような気がします。

 

ではこのような社会ではどのような生き方をすれば良いのかというと、

 

一つはこれまでの安全性を享受して安定した豊かな暮ら氏をするということ。

 

もう一つはまだ見ぬリスクを追い求め果敢にビジネスをするという選択肢。

 

もちろん真っ二つに分けることはできないと思いますが、

 

僕の考えでは後者で、やはり人生ここまできたら最後まで挑戦する人生があっているなという気がいたします。