覚悟について【番外編】

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こんにちは。

 

今日は覚悟について話していこうと思います。

 

今回は、論理的な文章を意識するのではなく、

 

感情を赤裸々に書き出していこうと思います。

 

なぜかというと、そのほうが今の改善点や過去の過ちが見えてくるかと思ったからです。

 

ではさっそくみていきましょう。

 

 

◆覚悟とは

 

まず覚悟とはなんでしょう。

 

人によって捉え方が違うかもしれません。

 

ただこれには強弱があるように感じます。

 

僕の場合の覚悟という定義は、

 

「決めたことをやり遂げる力」だと解釈しています。

 

つまり「こうなりたい」、「これをやりたい」ということを必ず実現するということです。

 

ここでは大きくいっていますが、まだ叶った野望は雀の涙ほどです。

 

なので、もしかしたら覚悟が足りていないのではないかという話になってくるわけです。

 

 

◆気持ちの変化

 

ではなぜその気持ちが変化するのかというところにフォーカスしていきます。

 

だれでも昔は「将来の夢」があったと思います。

 

プロスポーツ選手、芸能人、アイドル、歌手、俳優、経営者など。

 

そしてその夢を叶えた人はそう多くはないように感じます。

 

なぜならそれらのいわゆるトップ層というのは一握りだからです。

 

ヒエラルキー構造が示すように上層部は少数で、一般層がその大半を占める構造は普遍です。

 

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 出典:ヒエラルキーの意味とは?7つの例文で使い方を超わかりやすく解説

 

このトップ層に入るには相当な努力が求められます。

 

どういうことかというと、初めはみんな大きな夢を持ちます。

 

しかし大人になるにつれてできることできないことの判断をするようになります。

 

そして最終的には身の丈にあった枠にハマっていくということになるのです。

 

もちろんこれが悪いというわけではありません。

 

なぜならそれは安定するからです。

 

逆のことを考えると成功と失敗は表裏一体です。

 

つまり夢ばかりを目指して、もしそれが失敗に終わったら普通より下へ落ちてしまうかもしれないのです。

 

これが大半の人が避けるリスクですね。

 

人にはさまざまな種類の人間がいますので、

 

年収が高い人もいれば、ほとんど無いに等しい人もいます。

 

話すのが得意な人もいれば、黙っているのが得意な人もいます。

 

挑戦をし続ける人や常に安定を求める人もいます。

 

もちろん成功や出世が絶対ではないですが、

 

僕は挑戦していたいという人間なのでこの成功とかその元となる覚悟というものにこだわります。

 

そしてこれからも深く考え続けていくと思います。

 

 

◆覚悟を振り返る

 

では具体的な部分で自分の覚悟(夢)は何だったのかと考えます。

 

まずは「開業する」です。

 

独立と捉えることもできますが、自分がオーナーとして商売をしていきたいということです。

 

業種はネット通販(EC)です。

 

あと最近ではトレーダーになるというのが次の目標ですが、ここでは割愛します。

 

で、思い返すと10年ほど前にこの独立したいという気持ちから上京をしました。

 

そこで自分なりに商売のノウハウを学んでやってきました。

 

結論から言うと、今は昔思い描いていた理想(独立とはどうすればできるのか?)には近づいている気がします。

 

ノウハウ的な部分だけだと8割~9割は習得したといっても過言ではないと思います。

 

(実は一度、開業して失敗をしているのでその感覚は非常に経験になったなと思っています)

 

ではあとは何が足りないのかというと「覚悟」です。

 

もちろん最初から覚悟決めて乗り込んだわけですが、

 

簡単にはいかず、紆余曲折もあったわけです。

 

覚悟が揺らぐようなこともあったかもしれません。

 

しかし冷静に振り返ってみると、やはり当初の目標は変わっていないなと思う自分がいます。

 

ちなみに納得のいく結果をまだ残していないので、もしここで全てを辞めてしまったら、

 

10年間頑張ったけど何もできなかった人になってしまいます。

 

もちろん経験として学んだことが血肉になって自分の中で生きています。

 

しかしそれらをアウトプットして行動し、表現していくかどうかというのはまた別の問題で、

 

それをするのにやはり必要なのが覚悟です。

 

 

◆迷いとの葛藤

 

けっきょく「じゃあ覚悟決めてやれよ」という話で終わってしまうのですが、

 

現実はそこまで甘くないという話をします。

 

なぜかというと、ただ覚悟があるだけでは当たり前ですが成功はしません。

 

 

世の中は結果が全てです。

 

どういうことかとうと、例えばあなたが「世の中に自分が考えた商品やサービスを普及させたい」と思っていてもお客さんに買ってもらわないといけません。

 

これが結果が全てということです。

 

つまりお客さんに喜ばれて初めて結果になるということです。

 

 

なので覚悟には、じつは頭脳が必要なのです。 

 

IQ20の覚悟と、IQ150の覚悟では質が違うということです。

 

もちろん情熱や気合だけで成功をつかみ取ることは可能かもしれません。

 

しかしながらアイデアをひねり出し、頭を使って成功を掴む方がより簡単なのかなと思うわけです。

 

もちろん頭がいいからといって、適当に売れる商品を作り適当に金儲けをするというのは、めちゃめちゃそれは凄いですが、面白くないなと思うわけです。

 

自分ができる最高のアイデアで、それを最高のパッションで実現した時に、

 

充実感や幸福感が訪れるのではないかと思うのです。

 

 もちろんこれは理想論なので、他人からは鼻で笑われるかもしれません。

 

 

◆裸の王様になる覚悟はあるか

 

成功者になるためには、鈍感な部分を持ち合わせていないといけないかもしれません。

 

理由はいくつかありますが、そのひとつに他人からの批判があるからです。

 

出る杭は打たれるといわれるように、世の中は常に平坦にならそうとしてきます。

 

これは古今東西の普遍の原理です。

 

誰かが幸せだとそれをねたむ人がいます。

 

誰かが成功しているとそれを羨ましいがあまり、叩く人がでてきます。

 

これは絶対といっても言い過ぎではないくらい多いはずです。

 

なのでそこで重要なのが鈍感な力です。

 

他人から何を言われようが絶対に意思を変えない鉄の心臓が必要です。

 

もちろん自分を信じすぎて、もしくは過信しすぎて失敗に転落するというケースもごまんとあります。

 

世の中は常にバランスです。

 

どちらかに偏りすぎるとバランスを崩し崩壊します。

 

話が逸れましたが、「あなたは笑われても成し遂げる覚悟がありますか?」

 

ということに帰結してくるかと思います。

 

 

◆裸の王様になる方法

 

ではどうすれば、この鈍感な力が身につくのでしょうか。

 

これは非常に深い問題で、誰もが考えることでしょう。

 

「成功したい」「カッコよくなりたい」「裕福になりたい」、

 

このようなことはおそらく誰もが思い描く理想だと思います。

 

しかし現実にはこれを堂々とやってのける人は少ないわけです。

 

ただし、実はこれも大小の問題であり、だれもが成功していて、そして誰もが失敗しているのです。

 

その中で、より成功している人が表舞台に出てきたり、表には出ないけど大成功している人もたくさんいるでしょう。

 

この違いは何かというと、それが自信だったり打たれ強い力だったりします。

 

つまり鈍感力を備えているということですね。

 

そしてこれも鍛えることができます。

 

ではどうやってそれを鍛えていくかというと、

 

やはり正攻法は、徐々に自信をつけていくというやり方です。

 

石橋を叩いて渡るということわざがありますが、まさにこのイメージです。

 

足場を固めて徐々に上に登っていきます。

 

そうすることで少し失敗しても地盤はできていますから、損失を最小限で抑えて、またすぐに復活することができます。

 

3歩進んで2歩下がるイメージですね。

 

人間は必ず失敗します。

 

重要なことは、その失敗をどれだけ最小限で抑えられるかということ。

 

大きな失敗には回復までに時間がかかります。

 

僕も失敗した時はそうでした。

 

当たり前ですが、人生は有限なので、いち早く失敗の傷を回復することが重要です。

 

誰かが言っていましたが「情熱にも賞味期限がある」ということかもしれません。

 

 

◆まとめ

 

振り返ってみると、たくさんのことが見えてきます。

 

大切なのは、過去を振り返って後悔や自己嫌悪になるのではなく、

 

「そんな時もあったよな!w」と笑い飛ばすことではないのかなと感じます。

 

人間は誰しも完璧ではありません。

 

世の中にはマウントを取ろうと完璧なフリをする人はたくさんいますが、

 

それを真に受けず、真実を見抜かないといけません。

 

「鍛える続ける鍛える続ける、続けるためでなく続くためである。鍛える続けるを繰り返し続けてきたんだ俺たちは」

 

という僕の好きな言葉を置いておきます。

 

今回も最後までありがとうございました。

 

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