こんにちは。
今日はこんなテーマ。
成功者はなぜ成功したのか?
そしてなぜ成功し続けることができるのかというお話です。
世の中の、本屋やSNSなどの情報をみていると成功という言葉が多く出てきます。
多くの人がいつかは成功したいと願っています。
それだけ成功という言葉は人々を魅了して止まないということです。
今回はその理由を僕なりに分析してみようと思います。
ではさっそくみていきましょう。
■問いを立てる
まず成功者というのはなぜという問いを立てることが良くあると思います。
いわゆる分析ですね。
なぜほかの会社は売り上げが伸びているのか?
なぜそのアーティストは人気があるのか?
なぜあのインフルエンサーは人気があるのか?
おそらく一般的に成功しているといわれている人は、この問いを立てることが非常に上手だと思います。
そして、自分なりに最適解を見つけてそれに基づき行動していきます。
一般の人はそういった成功事例をみても他人事のように捉え、なぜと深掘ることがありません。
この差は非常に大きいと感じます。
なぜなら考える人は常に考えているので1日1日は少しずつの差かもしれませんが止まることがありませんのでひたすら進みます。
一方、何も考えない人は全く考えないのでゼロです。
当たり前に毎日時間が経過しますのでやがて追いつくこともできない差になってしまうということですね。
■問い続ける必要性
ではなぜ、問い続けることが重要かということです。
なぜを追求して何になる?と考える人がいるかもしれません。
実は物事には本質というものが存在していて、このなぜを繰り返していくことでその本質に近づくことができます。
本質が理解できれば、あとはその原理原則に従って別のものに応用すれば、同じように再現できる可能性が高くなります。
この再現性を上げる行為がなぜの追求ということです。
ただ一般的には、考えるという行為自体が脳に負荷のかかるもので、普通は避けたがります。
なぜなら脳は怠けたいからです。
極力考えることを避けるというのが脳の仕組みです。
なので、基本人間は時間があれば怠けたいと思うわけです。
話が逸れましたが、その理由よりなぜを追求し続けることと、それを意識的にやる(考える)ということが重要です。
■失敗を恐れない
失敗を恐れいないとはどういうことかというと、裏を返せば挑戦し続けるということです。
挑戦には必ず成功と失敗があります。
そしてそのほとんどが失敗に終わるはずです。
例えば有名なところでは、エジソンは電球を発明するために何万という失敗をしてきたということです。
こんなことはあらためて言われなくても常識の範疇かもしれません。
しかし本当の意味で失敗を恐れないという信念で行動している人は少ない気がします。
ただこれは考え方の違いではないかと考えます。
つまり多くの人は自分は「失敗を恐れてはいない」と認識しているはずです。
しかし、では成功に向かって行動しているかというとそうでもありません。
つまり実は「何もしていない」という状態なのです。
これは本当に恐ろしい状況です。
自分では何かやっているつもりでも実はただただ時間が経過しているだけ、、、
気付いたらいい大人になっています。
従ってまずは前進しようという意識が一番重要で、その後に失敗とか成功の概念があります。
つまり本当は失敗とか成功とかはどうでもいいのです。
これが絶対に成功しなきゃと思うと、そのほとんどが失敗に終わりますので挑戦をためらいます。
一方で、上手くいってる人は、失敗を失敗とすら思っていない節がありますので、トライ&エラーに手を付け、誰よりも早く回していきます。
失敗は当たり前という考え方がありますので、恥ずかしいとかどうしようとかは考えません。
もちろんそれはギャンブルをやれということではありません。
あくまでリスクとリターンを受け入れた上でゲームオーバーにならないようにそのサイクルを回していきます。
よくゲームでも全てなくなって振り出しに戻ってしまうことがありますが、これが一番精神的にも厳しいわけです。人生でも同じですね。
なので今日本で感じている失敗というのは、実は何倍にも強化された化け物みたいなものになっている可能性が高いということです。
本来は失敗というものはいいもので味方にするべきものなのです。
■人と違うことをやる
これもよく聞く言葉だと思います。
当たり前とは怖いもので、それ以上考えなくなります。
成功者がなぜ成功しているかというと、人とちょっと違うことをやっているからです。
つまり差別化ができています。
例えば、なぜモスバーガーは売れ続けているのか?
モスバーガーは創設が1972年なのでもうかれこれ50年はハンバーガーを売り続けているということです。
これはひとつの成功と捉えて問題ないかと思います。
ではなぜこの長い期間人気があり売り続けることができたのか?
その答えのひとつが差別化です。
モスバーガーはマクドナルドのように早くはないですが、品質にこだわり美味しいです。(もちろんマックも美味しい)
本物志向が受けているということです。ここでまず他のファストフードと差別化しています。
あとはライスバーガーというものがありこれも人気です。他ではやっていませんね。
このように一見、同じようなハンバーガー屋さんですが、細かく見るとしっかりと差別化をしているのです。
この独自の小さな差が、人気の秘訣です。
しかし、一般的に差別化というと全く新しいことをするみたいに思われている節があります。
もちろん全く新しいことも非常に価値がありますが、一般的な私たちがそれを作ることができるかというとかなりハードルは高いです。
例えば全く新しいもののひとつにスマホがあると思います。
皆さんはこのスマホをいちから作れますか?もしくは作ろうと思いますか。
現実的ではないかもしれません。
それであれば、既存の商品や製品に+アルファをすることで人々に愛されることも十分に可能ということです。
少しづつの変化や進化(差別化)が一番安全で再現性が高いのです。
まとめ
鳥の目と虫の目という言葉がありますが、
まずは今の自分を鳥の目で俯瞰してみることが大切です。
今自分はどこにいて、そしてどこへ向かうのか?
この問いからすべてがスタートします。
そして今は何ができて、何ができないのか。
「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」という孫子の有名な言葉がありますが、まさにその通りです。
自分では自分のことがよくわかっていると思っていますが、実は一番わかっていないのが自分だったりします。
日々いろいろななぜを追求していきたいですね。
今回も最後までありがとうございました。