FXの利回りについて【資産形成】

f:id:ntsalon:20201209152820j:plain

こんにちは。

 

今日は利回りについて考察していきます。

 

なぜかというと、FXで勝ち続けるためには資産形成の発想が必要で、

 

投資として行っている以上、最終的に利益を増やし続けないといけないからです。

 

おそらくほとんどの人がFXをやる理由は、利益が出るからであって、

 

それを、利益を積みあげてこそ意味があるわけです。

 

で、ここを一度ロジカルに考えましょうということが今回のテーマです。

 

定量的に分析する

 

まずは当たり前ですが、会社なども経営を行っていく上では必ず売上などの数字を残しています。

 

なぜなら、振り返えることができる(客観視できる)からですね。

 

人は、忘れる生き物でかつ客観視というものがなかなか難しい。

 

感情的になって目の前のことしか見れなくなるということはよくあります。

 

ですので、成長するには数字に残して振り返る必要があるということ。

 

このブログとかもそうです。

 

つまり成長には振り返りが必要ということですね。

 

FXも例外ではありません。

 

まずはこの発想が大切です。

 

FXにおける投資の定義

 

ではFXで安定的に利益を残すには、どのくらいの利回りを目指したらよいのでしょうか。

 

まずそれには出口戦略が必要です。

 

なぜなら基本的には投資(資産形成)には、期限を区切る必要があるからです。

 

例えば、不動産投資であればもちろん物件にもよりますが、10年とか20年のタームが必要で、一般的にはそのくらいが一つの目安となっています。

 

株式投資に関しても、安定して配当を得るには長期保有が前提になってきます。

※実際には権利確定日を跨げばよいのでその限りではない発想の場合もある

 

また一般的に株は、中長期で保有する人が多く数年単位で考える人が多いのではないでしょうか。

 

 FXの場合はどうでしょう。

 

FXは基本的には短期トレードです。

 

なので、本当に短くて数分、数時間から数日が一般的です。つまり当たり前ですが圧倒的に短い。

 

トレーダーの平均現役寿命というのはわかりませんが、、

 

私は、今は30代後半なのですが、まずは10年はトレードを勉強する予定です。

 

その後も投資に関して勉強したり、資産形成に終わりはないと思いますが、まずは10年で一区切り、そして大きな結果を残したいと考えます。

 

なのでここで大切なことは『いつくらいまでに』『資産をこのくらいに増やしたい』という目標値を決めることが重要と考えます。

 

それによって手法やエントリー回数なども変わってくるからですね。

 

保有期間、取引回数

 

次に保有期間や取引回数も重要な変数になってきます。

 

まず不動産の保有期間は数年単位、10年とか20年が一般的ではないでしょうか。

 

そしてそれに対しての取引回数は基本1回です。

 

もちろん何件も物件を購入すればその分、数も増えますが、1回の取引で数十年を保有するというのが基本的なスタンスです。

 

では株式はいかがでしょうか。

 

株の場合も長期ホールドであれば1回の取引で数年は保有することになります。

 

株式は、不動産よりは取得単価は低くなりますので、より多く保有できるのが一般的かと思います。

 

また長期ではなく短期、中期投資の場合でも数週間~数か月くらいが一般的です。

 

従って、取引回数も、数週間~最大で数年単位、取得コストが低いということから(不動産投資よりも)取引回数は多くなると思います。

 

ではFXトレードはいかがでしょうか。

 

私の場合で考えます。

 

理想的(今後の計画)なところでいうと、専業を目指しますので、平日の月曜から金曜まで取引(トレード)ができます。

 

私の現在の手法から、保有期間は約半日(6時間)~1日(24時間)、

 

そうすると1日に約2回~3回はエントリーできると考えます。

※監視通貨ペアが三つの根拠より

 

つまり1週間で15回のエントリーが可能。月に60回、年に720回のエントリーが事実上可能ということです。

 

不動産投資は年に1回(厳密には10年に1回とか)

 

株式投資は年に数回~数十回程度

 

FXトレード(デイトレード)は専業で、年に約700回の取引が可能となります。

 

逆算思考

 

では次に、リスクを考えてみましょう。

 

ますトレードは続けることが大事です。

 

続けるということは、資金的にもメンタル的にも1回で崩壊するような取引をしてはならないのです。

 

一般的に、資金に対して(1回の取引で)2%までの損失に抑えましょうということが提唱されています。

 

なぜなら2%(の損失)を超えてくると精神的なダメージが大きくなるからです。

 

例えば50万円に対する2%は1万円です。

 

これならまだ精神が保てるという理論です。

 

なので資金50万の場合、1回の取引で1万円までの損失(損切り)であれば、感情が大きく崩れることもなく、冷静に次のトレードに向かうことができるということです。

 

利益を残すという概念

 

トレードのスタイルが徐々に理解出来てきましたが、

 

ではどうすれば利益を残していけるのか?

 

まず重要なのは『勝率』『リスクリワード』です。

 

大前提として、勝率が51%以上、リスクリワード比を“1:1.1”以上をマークできれば、

 

取引の数に比例して、資産が増えていきます。

 

 

例えば、勝率51%、リスクリワード1:1.2(リスク1:リターン1.2)、

 

資金50万で、年間700回取引した場合、

 

※リスクリワードから、1回のトレードで勝ちは12000円、負けは10000円の計算

 

利益:4284000

損失:3430000

トータル損益:+854000(約85万) 

 

となります。

 

この年間利益を元本に組み込んで、単純計算で年単位で計算していくと、税制にもよりますが、7年後には約1億円を形成できる計算です。

 

つまり100回エントリーして、49回負けたとしても、上の条件をしっかり守っていれば、

 

理論上は資産が積みあがっていくということです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

もちろんトレードスタイルや資金量などにもよりますが、

 

まずは目先の利益ではなく、年間を通して勝率51%以上、リスクリワード1:1.1以上を目指して、

 

安定してこの数字がキープできて来たら本格的に資金を増やすようトレードしていくのがよいのではないでしょうか。

 

もちろん先は長いし、上手く利益が上がるときもあれば、資産を大きく減らす場面もあるかも知れません。

 

しかし、プロのトレーダーもどんなに損失を出して失敗しても、諦めずにトレードを続けています。

 

一発退場だけは回避できるよう心掛け、徐々に実力を上げられるよう精進できたらと思います。

 

今回もありがとうございました。

 

f:id:ntsalon:20201209152630j:plain