こんにちは。
今回は『本質』について話していこうと思います。
本質というのは、今ではその使い方によっては、使い古された表現だったり、なんか薄っぺらいな、、と思われるかもしれません。
しかし世の中の成功者と言われる人たちは、誰よりもその重要性に気付いてそれを大切にしてるように感じます。
考えることが大切
そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質・要素。
「本質」の定義は、このように書かれています。
今回、お伝えしたいのは、本質というのはあくまで静的であって、
その部分を正しく理解して、行動していきましょうということにフォーカスしていきます。
つまりは論ずるだけの学者になるのではなく、あくまで勇者として行動して進んでいきましょうという話。
なぜかというと、昨今のSNSなどをみても情報で溢れかえっています。
そして大半の人は行動をしません。
そうなると「何もしないけど無駄な(それっぽい)知識だけはある」という人が量産されます。
人それぞれに考え方や主義主張、置かれている立場や環境などすべてが違いますので、そういった人たちを否定するわけではありませんが、
行動が伴わないと、結果にはなりません。つまり成功することはありません。
お金と同じで、本質というのは、正しく理解してそれを「使う」必要があるのです。
80点を取り続ける
これは大半の人に言えることかと思いますが、
「本気を出してないだけで、やればできる」と考える人、またはそう考える場面というのは多いのではないでしょうか。
かく言う私も、実はそうでした。いまでもそういう時があるかもしれません。
しかし、世の中で成功してる人というのは、実は「成功し続けている」のです。
例えば、テストで100点が取れたとしましょう。
おそらく大変の人が「自分は頭がいいんだ」と思います。
100点までいかなくても90点くらいでも、1回でも取ればそれが根拠となり、自信となり、「自分は大丈夫、やればできるんだ」という思考に繋がりかねません。
つまり、1回や2回の成功というのは、実は誰でもがんばればできるのです。
しかし、世の中で活躍されている成功者というのは、成功し続けているのです。
例えば、野球のイチロー選手は20年も30年も成功し続けています。
ソフトバンクの孫正義さんも40年も50年も成功し続けてると思います。
何が言いたいかというと、世の中の大半の人がなぜ成功しないかというと、
決して頭が悪いわけでもなく、本質が理解できないわけでもなく、
続けることをやらない、つまり成功し続けることをしないのです。
1回の成功体験はおそらく多くの人が経験したことがあると思います。
テストでいい点を取った。異性に告白して彼女・彼氏ができた。第一志望の就職先へ入社できたetc...
しかし、その成功を続けようとしないのです。
もちろん成功の定義はさまざまで、現状に満足している人もいるでしょう。
しかし一方では、何となくこれでいいのか?という感情と共存して、成功から目を逸らしている人も多いのではないのでしょうか。
アウトプットする
では成功する(成功し続ける)には何をすればよいのでしょうか?
私は、まずはアウトプットだと考えます。
アウトプットとは行動です。
例えば、ダイエットで成功したいと考えるなら文字通り行動することで、ジョギングやジムに行くことや食事制限など。
起業家として成功したいのであれば、勉強して(具体的には、読書やセミナー等)、実際に副業としてでも小さく起業を始めてみること。
今ではSNSなど、ソーシャルメディアが盛んなので、アウトプットする場は無限にあります。
文章を鍛えたいのであればブログを書いて、
話す力を鍛えたいのであれば、YouTube等の動画や音声メディアを始めればよいと思います。
マーケティングや営業力であれば、実際にEコマースでサイトを立ち上げて、何か商品を販売してみることから始める(アウトプット)してみればよいと思います。
上手くいかないのであれば、上手に本質を掴めていないのかもしれません。
ここで初めて本質について、理解を深め、また深めるために勉強して、自分の頭で考えるということをするわけです。
仮説を立てる
では考えるとは何か?
具体的には、仮説を立てるということが、いわゆる考えるの大半を占めると思っています。
例えば、彼女が欲しいと思っても、相手がOKをだしてくれないと成立(成功)しません。
ではどうすれば相手がOKを出してくれるのか?
基本的に人間は、自分の欲に忠実です。
なので、自己都合を押し通すのではなく、相手の欲を叶えることで付き合ってもらえる可能性が上がるかもしれません。
そこで仮説を立てるのです。「〇〇ちゃんはどんな男性が好みなんだろう?」「〇〇さんは将来どんなライフプランを考えているのか?」
相手の立場になって考えることがまずは基本です。
商売でも同じです。どんなに作った本人がいい商品だと思っていても、受け取る側が魅力やベネフィットを感じなければ、それは「いい商品」ではありません。
そこで「どうすればお客様に購入してもらえるだろうか?」と仮説を立てるわけです。
これが本質を使った行動だと言えるのではないかと考えます。
なので、考えるとは、自分のことについてあれこれ想いを馳せるのではなく、
相手の立場になって本質に照らし合わせ考える(仮説を立てる)ということ。
検証する
次に検証です。
実は仮説を立てる人は多いです。
しかしこの検証という作業をする人は意外と少ないかもしれません。
なぜなら、面倒だったり、嫌なこともあるからです。
例えば、成功事例だけを検証するならそれは楽しいかもしれません。
しかし、失敗事例を検証するのは精神的にも面倒と感じることが多いです。
自分のマイナス面と向き合わないといけないので、基本的には苦痛です。
人間は、基本は怠ける生き物なので、少しでも苦痛と感じると、行動に移しません。
「あとでやろう」というのが典型的なパターンで、そのうちに忘れます。
これが行動できない人のメカニズムです。
一方で、成功してる人というのは、必ずといっていいほど検証しています。
むしろ失敗事例ほどよく検証する傾向があるように感じます。
なぜかというと同じ失敗をしないことが、成功への近道だからです。
継続する
最後に継続です。
世の中には「1発屋」といわれる人たちがいますが、
この人たちは一般的な解釈から考えると、一度成功したけどその後はそれを続けなかった、あるいは続けることができなかった人という認識が多いのではないでしょうか。
要するに1回だけたまたま当たった(成功した)だけと思われることが多いわけです。
もちろん「1発屋」のなかには、実際に1回だけ当ててそれで満足してしまう人もいると思います。
何が言いたいかというと、仮説を立てて、行動して、それをあとから検証して、改善して、そしてそのサイクルを続けなければいけないということです。
前述したように、1回だけ100点(高得点)を取るのは、実は頑張ればできるかもしれません。
しかし、それを継続するというのは並大抵ではないということです。
ここに1流とそれ以外の違いがあるように感じます。
志を持つ
ここであらためて言うことでもないかもしれませんが、自戒も含め話していきます。
継続には、高い志が必要です。
その志が高ければ高いほど、今の自分がいる場所が、いかにまだまだのところにいるかということを意識することができるので、
継続して努力することができます。
道半ばで諦めてしまう人というのは、志が高くなかったのかもしれません。
もちろん我武者羅にやるだけが人生ではありません。
しかし、大きな成功とは、努力の量に比例することは確かであると思います。
「大器晩成」という言葉があるように、本当の成功というのは時間がかかるもので、
もしかしたら普通はそれでも到達できないかもしれません。
しかし、達成できるかどうかが問題ではなく、それを志したなら諦めずに続けるということが重要で、
これこそが成功者のスタンスではないかと感じます。
まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
最後は哲学っぽくなりましたが、本質をついていたと思います。
もちろんさらに深い部分に、さらなる気付きがあるかもしれませんので、
探求することを辞めないでこれからも行動して、失敗していこうと思います。