【書き起こし】
今日は、なんで日本には「1200兆円」もの借金があるのか?ということでお話ししていきたいと思います。
関連動画があるので、「日本の借金てそもそも何?」という基礎的なことが分からない方は、まずそちらをご覧ください。
では、次に進めていこうと思います。
・国家の収入より支出が多いから。つまり税金が安いから
国家の収入より支出が多いからというのが答えです。
日本には1200兆円もの借金があるんですね。めちゃめちゃ借金してます、国は。
日本国家はめちゃくちゃ金を貸しているわけなんですけど、
金を借りてるというと難しく考えちゃうかもしんないんですが、国家に借金があるというのはどういうことか?
普通にお友達同士で金の貸し借りをしている感覚で問題ありません。
例えば、友人が1200兆円の借金をするとするじゃないですか。て、なったらそいつがいつになっても返済できないと。
なんでかというと、そいつの収入より支出が多いから。つまり税金が安いから。
例えば、「税金の無駄遣いだ、これは」という議論があるじゃないですか?
けど、それってほとんど無意味な話で、日本て言うほど税金の無駄遣いをしてないんですよ。
日本のレベルのインフラを整えるのであれば、相当の税金が必要です。
例えば、高速道路を立てたりだとか、あとはダムを建設したりだとか、相当金がかかります。
なので、意外と税金がかかるんですよ。
生活保護とかもあるし、医療費もあるし、単純に「無駄遣いしてる、してない」の議論ではなくて、
単純に、収入より支出のほうが多いから、国家の借金がどんどん増えるわけです。
つまり、税金が安いんですね、実は。
僕ら税金が高いと思うかもしれませんが、実はそんなに高くないです。
これはあくまで相対的なんですけど、日本のインフラにしてはそんなに税金は高くないんですね。
・ですが、実は日本国家は借金をあえてしてました。はい?あえて?
実は、日本国家というのはあえて借金してました。
「あえて?」とはどういうこと?って思うじゃないですか。
では、それを説明していきます。
日本は社会保障やインフラに対して異常なレベルで税金が安いです。日本の消費税8%ですが(2014年当時)、世界一幸福な国、医療費無料のデンマークの消費税は25%です。
このレベルの社会保障があるのであればもっと税金が高くてもおかしくないです。
なので、どんどん税金が上がってるんですよ最近は。
日本の消費税は、現在8%ですが、世界一幸福な国、デンマークの消費税は25%です。
確かに教育も無料なんですよ、デンマークは。
なんですけども、それに対しても25%は高いじゃないですか?日本人からしたら。
けど日本てめちゃくちゃいい国なんですね。
世界で見ても、8%は安いんですね、実は。
8%、10%と、15%になるんじゃないかという勢いですけど、そうなってくるとどんどん高くなるんですね。
それなんで増税してるというか、とうとう無理がきてる、今までの仕組みでは。
その話をしたいと思います。
・ではなぜ?日本は税金が安い?国民のご機嫌を取るためです。
国民のご機嫌を取るためです、簡単に言うと。
日本というのは、非常にお金に関する知識がないんですね。
お金に詳しくないんですよ、全く。
いわゆる普通の人というのは、資産の増やし方であったり、節税対策も詳しくないですし、
ビジネスをしてお金を増やしていくなんてことも詳しくないですし、海外投資してお金を増やしていくのもそうですし、
海外でFXをやって儲けるというのはギャンブル性の高いものだと、洗脳されてしまっているんです。
FXはギャンブルではないですからね、ちなみに言っておくと。
FXは全然ギャンブルではなくて、株式投資も全然ギャンブルではないわけですよ。
例えば、ドルを持っておくと、何か今は円安がどんどん進んでいますよね、今は110円くらいですかね。
なんですが、簡単に言えば1年前は99円とかだったんですよ、1ドル。
その時に、ドルを買っておけば儲かったわけですよね。
で、こう言うとですね、それって結局は結果論であって、儲かるか儲からないか分からないからギャンブルだろ、という意見があるんですが、
円を持っていてもギャンブルはギャンブルだし、ドルを持っていてもギャンブルはギャンブルなんですね。
この辺の話は、資産保持で、別の動画で話していくんで、ほかの動画を聞いてみてください。
ではなぜ、日本は税金が安いのか?
消費税は、1989年3%、1997年5%、2014年8%と、国民のご機嫌を取るためとお話ししたんですが、
ではその詳しい内容を話していこうと思います。
増税すると国民から不満がでます。これは官僚たちや国会議員達の意思というか、感覚ですね。
増税すると国民から不満が出ますと。しかし実際は金が足りない。
どんどん借金が増えてくるばかりだと、どうしたもんかね?と、官僚たちは思ったわけですね。
なら税金は安くしておいてやろうと。そうしたら国民にはお金が余るだろう。
結果的に銀行に預けるだろうと。その銀行に預けたお金をですね、自由に借りればいんじゃね?
と、天才的なことを考えた方がいらっしゃった。で、この人のせいで日本の金融システムは国民にとって都合が悪いものになってしまっている。
預金したお金というのは、年金にしろ、保険にしろ金融機関に預けたお金は国債購入という形で国家に流れている。
どういうことかというと、国民というのは預金であったり、保険であったり、金融機関に預けます。
で、金融機関は何するかというと、国家に金を貸します。
銀行という企業は、国家にお金をかします、実は。
で、国家は代わりに国債というものを渡します。
そうなると我々の金は、実は国家に流れている。
僕ら国民は、実は国にお金を貸しているんですね。
預金というのは、金貸しです。
私たちって金貸業をやっています。実は、0.02%という超低金利で貸金業を営んでいる。
銀行に預けている人は、例外なく金貸です、簡単に言うと。
国民の金っていうのは、どんどん国家に流れる。
国家は国民から借金してるんですよ。
なんで日本には1200兆円の借金があるの?とうのは実は、国民から借金していた。
これに気づいてない人が非常に多いので、これをやることで国家は税金を高くしなくても大丈夫なわけですね。
国民から借りればいいやという話。
銀行に僕らが全部金を引き出そうとしたら潰れますからね。
銀行が潰れたら国家が困るので、預金封鎖という形で意味不明なことをいってくる。
なので預金するというのは非常にリスクが高いということを覚えておいてください。
なぜかというと、日本人の金融リテラシーが低いから、学校でなぜお金の教育がなされないのかというと、こういうことです。
銀行の仕組みであったり、金融システムの仕組みであったりを学校で教えると、学生が賢くなって、預金する人間がめちゃくちゃ減ってしまう。
そうなると税金が安すぎるので、国家は破綻するしかなくなってしまう。なのでリテラリーが低いように、教育をしない、だから僕らは無思考で預金をしている。
ちなみに僕はあまり預金していません。
もちろんビジネスで使うために必要な額であったりは預金してますが、ドルにしたり、株式投資で運用したりしています。
株式のリスクがあるかもしれないが、正直、海外のドル建てで投資したりすればむしろリスクないので、
日本円で持ってるほうが実はリスクなんですよ。
ほぼの確率でリスクになる。
増税すると不満が出てめんどくさいから、増税しなくても無限に借りれるその仕組みを作ってしまおうという形で、税金を安いままにしています。
借金が膨れ上がってもどうせ返さないしというノリですね。
日本には1200兆円の借金があるというのはこういった背景でした。