こんにちは。
今日はマズローの5段階欲求から、気付いたことがあるので書いていきます。
哲学的な話かと思いますが、けっこう深いところまで話していると思います。
◆マズローの5段階欲求から考える
出典:マズローの欲求5段階説とは?各欲求を満たす心理学的アプローチを用いたサービス事例【図あり】|ferret
まずはみなさんご存じ、この図からですね。
僕はいままで自分は自己実現に向かっていて、その他(それ以下)の欲求は自分にはないものだと思っていました。
しかしながら最近、その他の欲求も普通にあるということに気付いたのです。
これは特に「社会的欲求」を感じたときです。
なぜこのようなことを感じたかというと、
今はある程度仕事も安定して、収入もあります。
今までは借金を抱えていたこともあり、結構毎月の支払なりで、自由に使えるお金、
つまり可処分所得が少なかったのです。
少ないというか、形式的にはマイナスですから気持ち的にはほぼ無かったわけです。
この状態というのは、結構きついです。
なぜかというと、一般的には、何か行動をするとなったらお金が必要です。
ここでいう行動というのは、ほとんど消費のことですが、
買い物やデート、飲み会、何か遊ぼおうとするとお金がかかるということです。
なので、僕はしばらくの間、遊びを遠ざけ、生活していました。
しかしある程度、借金も落ち着いてきて、可処分所得も増えてくると気付くのです。
「もっと遊びたい」と。
もちろん年齢的にも若いときのような何も考えずに遊ぶというのは、物理的にも難しいと思いますが、
ここで感じたのは、実は自分は、ただ欲求を抑えていただけなんだと。
ここで出てくるのが「社会的欲求」ですね。
社会的欲求とは、文字通りで、社会から受け入れられたいという欲求。
つまり周りの人間、例えば友達と遊んで、その中で認められたいとか仲間意識ですね。
あとは、家族や恋人を大切にしてお互いに信頼し合った関係を作りたいなど。
これらは非常に素直な欲求だと感じます。
いうならば「幸せ」ですよね。
仕事が落ち着いて、身の回りの環境なども落ち着いてくると、普通にこれが欲しいんだなと感じました。
◆人生は螺旋階段
僕が思うに、人生は螺旋状になっていると感じています。
つまりこのマズローの欲求も下から上にいったから終わりではなく、
一度、上までいっても、また下から始まることもあるということです。
もちろんベースは変わりませんので、基礎体力は強化されてまた下から登っていくというイメージです。
そしてこれが螺旋状に続いていく。
なので、一度達成したから終わりではなく、常に一番上が、次の一番下に繋がっているというイメージです。
これを理解することで、限界はないということが分かりますので、
言い訳がなくなります。
例えば、「もうこんな歳だから」とか「俺はここまでやったから」など、
人はすぐに悟ったようなことを言いたがります。
過去の栄光にすがるとも言います。
そこで止まっていればいくらでも昔話として語れるからですね。
しかし、実際はそうではなく、
成長し続けるには、この人生は螺旋状であるという考え方を理解しなくてはいけないのかもです。
これに気付いたことは僕はラッキーでした。
人間の原動力は、常に欲なので、この欲求をまずは理解しておくことは非常に大切です。
◆原点に返る
ではこれを理解したうえで、次に重要なのが、原点に返るということです。
このブログは富裕層になるためのブログですので、成功とか成長を前提とすると、
まずは2流で終わらないということが重要です。
振り返ると、僕もいままでだいたい2流で終わってきました。
中途半端ということですね。
この場合、器用貧乏とも言います。
そう、僕はある程度器用なので、5割~6割くらいできた段階で、飽きてしまったりします。
もちろんこれはありがたいことなのですが、非常に中途半端です。
つまりこれでは富裕層にはなれません。
なぜなら富裕層は常に1流だからです。
なので、考え方をまずはシフトして、今までは広く浅くやってきたわけですから、
今後は狭く深く行動する必要があるわけです。
そこで重要なのが、周りの環境や考え方です。
人は、良くも悪くも環境に大きな影響を受けますので、
今現在生活している生活環境、職場環境というのは非常に重要なのです。
例えば、新しい職場でも、やはり一人は何となく寂しいので、周りに合わせたりします。
趣味を合わせたり、飲み会にいったりと。
もちろん率先してそれを行う人や、反対に鉄の心臓で断固断る人もいるでしょう。
しかし一般的には、何となく合わせて、空気を読みます。
そうすると自然と時間を奪われたり、お金が思った以上に減ったりします。
もちろんこれらはストレス解消の効果があり、非常に有効だと思いますが、
自分の夢とは相反するということです。
つまり結論は、時に周りに合わせながら信念は貫くです。
周りに合わせたからといって、信念を曲げたわけではありません。
時に人はそのようなことを言うかもしれませんが、それは関係ありません。
一番大事なのは、自分は何をしたかったのかと深く自分に問いかけ、
常に原点を忘れず、振り返るということです。
僕もこの原点というのを少し忘れていたような気がします。
◆まとめ
簡単にまとめますと、
人生は長いので、焦ることはないと思います。
人生の後年からでも成功をすることは十分に可能です。
大器晩成という言葉があるように、大きな成功にはそれなりの時間がかかるというのもひとつの事実です。
しかし、どれもいい面と悪い面がありますので、それらを言い訳に使うのではなく、
ポジティブとして捉えて、活かしていくことが重要だと感じます。
今回はマズローの欲求から、悟ったつもりでも、人間は欲があるということでしたが、
素直に受け入れるということは非常に大切で、
その上で反省して、改善していけば、また新たな螺旋階段を登れると思います。
今回も最後までありがとうございました。