『昔を思い出す』について【正しい復習の仕方】

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こんにちは。

 

こないだ、オリラジの藤森があげていたYouTube動画の『ラップでわかるスラムダンク』を観て、涙してました。※ガチ

 

※最後に動画添付※

 

なぜ感動していたかというと、モロに世代だったからです。

 

あとラップ(hiphop)が好きだということもあり、普通にかっこいい。

 

カッコいい×青春=感動といった図式。

 

まあそんなことはどうでもいいのですが、

 

本題は「過去を振り返れているか?」ということ。

 

これには賛否あるような気がします。

 

なぜかというと、ポジティブに捉えられる場合と、ネガティブに捉えてしまうケースがあるからだと感じています。

 

よく言われるのが「過去の栄光」とか「昔は凄かった」みたいな、現在との対比などはどちらかというとネガティブワードです。

 

何が言いたいかというと、過去は大事(今も大事、そして未来も大事)。

 

過去を見ないのはこれもよくない。

 

過去に縛られるのもこれもよくない。

 

つまり、過去をしっかりとみて、時に反省して、改善する、そしてこれを続ける。

 

というスタンスに辿り着くのではないか。

 

いろいろ理由はあるけど、まず一つに人間は忘れます。

 

忘れる生き物です。

 

昨日のことも全て覚えてはいないので、10年前のことなんて実はほとんど覚えてないでしょう。

 

もちろん自分では覚えているつもりです。

 

しかし僕は、先日にその藤森氏の動画を見た時点で、あの感動を思い出したというか、

 

忘れていました。そして思い出して感動しました。

 

つまり何が言いたいかというと、やはり「過去を振り返る」という行為は大事だなということ。

 

振り返ってばかりで、それに浸っているばかりではいけません。

 

しかしながら、全く忘れてなかったことにするのもこれもよくないわけです。

 

例えば、過去の苦い経験は、なぜそうなったのかを考える必要があります。

 

なぜかというと、忘れてしまっていてはまた同じことを繰り返すからです。

 

そして、なぜ今自分はここにいるのか?ということも重要。

 

今の自分がここにいるのは(例えば職場やその周りの環境など)、

 

過去にそう決断しているからです。

 

例えば、今海外に移住されてる方は、必ず過去にその決断をしています。

 

因果というやつですね。

 

なので、今その職場で働く自分がいるのも、過去の自分がその決断をしてるわけです。

 

例えば太ってる人がいます。年齢が増すごとに肥満は多い気がします。

 

しかし、この肥満も、過去の自分の決断(食べるという決断)から今の自分を形成しています。

 

なので、どんなに今が最悪な状況でも、逆に素晴らしい状況でも、

 

過去の自分が(意識的に、もしくは無意識的に)決断した結果なのです。

 

ということは、もし今の環境が最悪であるならば、その決断を自分が下しているわけなので、

 

過去を振り返り、悪い点を探し、そこを反省して、今後改善していけばよいのです。それしかないのです。

 

ここでひとつの結論が導けますが、やはり過去は振り返るべきということですね。

 

過去をしっかりと振り返って、どこが悪かったのか確認して改善していく。

 

こうしていけば少しずつ未来が良くなるはずです。(「はず」というのは無意識の領域もありこの辺はさらに一歩深くなるから)

 

 

で、話を戻すと、

 

僕自身もスラムダンクに頭をガツンとやられた世代なので、藤森氏の動画は非常に感慨深いものがあったのです。

 

そして同時に思ったのです。

 

スラムダンク」好きだったなと。

 

今の僕の原点はスラムダンクといっても過言ではありません。

 

真剣にそれ読んだのは20歳前後の時。

 

連載期間は小中学生の時なので、リアルタイムではそこまで深くは読んでいなかったです。

 

僕の20歳前後というのは、どういう時期だったかというと、高卒で工場系の会社に就職して、

 

お先真っ暗な状況でした。

 

しかし一方で、楽しかったのも事実です。

 

周りの友達は学生が多く、僕は仕事をしてましたので、ある程度遊びにもいけました。

 

というか、遊びしかしていませんでした。

 

そして、その先の未来を描くこともできず、お先真っ暗な状況だったということですね。

 

そんな時に、なぜかスラムダンクを読んだら「これだな」という感覚に近いものがあり。深い感動を覚えました。

 

具体的には「情熱」とか「友情」とか「真剣」とかを考えるようになったからです。

 

なのでそれ以前というのは、もちろん友達もいて真剣に生きてるつもりだったけど、何か足りないなという感覚が常にあったからです。

 

そう「覚悟」ですね、一番この漫画で学んだことは、、、

 

この覚悟というものは深いです。

 

なので、この時に僕は覚悟しました。

 

「一人前の男になる」と。

 

たぶんこれが僕の原点です。かっこよくなりたい。

 

かっこいいとは、ルックスがいいとかセンスがいいなどではなく(もちろんその要素もありますが)

 

一番は、人として義理人情のアツい、強い男になりたい。これが一番強かったのかもしれません。

 

というのもそれまでの自分はとても弱かったからですw

 

どちらかというと周りからかわいがられていたのです。

 

当時は悪い気はしなかったですが、大人になるにつれて、男を目指すようになったのです。

 

ここがもし曖昧だとやはり、結果も出ませんね。

 

さらに言うと、気骨というやつです。

 

 

そこからは(スラムダンクを読んでからは)、男を磨くために、あらゆることをやってきました。

 

僕が思うカッコイイ男性(男)を研究して、

 

実は周りにもたくさんのそういった人はいたので、そこまで苦労はしなかったですが、

 

やはり先は長く、何より覚悟が必要です。

 

繰り返しになりますが、この覚悟はめちゃくちゃ深いです。

 

一度、覚悟を決めてもまた次の覚悟がやってきます。

 

その次から次へとやってくる覚悟を超えていかなければなりません。

 

当時の覚悟は覚えていますが(思い出させてもらいましたが)、

 

今思うのはその時と全く気持ちが変わっていないということ。

 

悪く言うと、進化できているのか?と思うことすらある。

 

しかし一方で、明らかに環境や経験値は変わり、自信すら少し持てるようになりました。

 

これは自分なりに頑張ったと思います。

 

しかし、まだ到達できていない領域だなと、当時の覚悟にふさわしい自分になっているかというと、

 

まだまだまだ足りません。

 

なのであらためて覚悟が必要だなと思ったわけです。

 

 

ここまでをまとめると、やはり過去を定期的に振り返り、

 

今自分がやってることは、覚悟を決めた当時の志と方向性はあっているだろうか?

 

間違った方向へ向かっていないだろうか?

 

これを考えることがとても重要です。

 

 

なぜこれが重要かという話も重要なのですが、

 

人は間違えるんです。

 

人間というのはどこまでいっても「アナログ」な存在なのだと思います。

 

最近ではデジタル分野が発展して、人間もデジタルかのように錯覚しますが、

 

人間はアナログです。

 

具体的には、臓器などもアナログだなと思います。

 

デジタルのように、量産ができないし、複製も難しいです。

 

感情もしかり。これは数値化できません。

 

なのでどこまでいっても間違うということです。

 

僕も昔決めた覚悟を忘れて、間違った方向に進むこともあるかもしれないわけです。

 

もしかしたら周りから見たらすでに間違っているかもしれません。

 

 

人間の感情というものは実はアナログで、非常に移ろいやすいものなので、

 

やはり自分の中での覚悟というのは相当なものでなければなりません。

 

まとめ

僕も正直、いろいろな時期がありました。

 

運気も上下したりして、決して上手くいったとは言えないかもしれません。

 

もちろんこれからですらありますから。

 

しかし、どんなに大変な時でも、自分が決めたこと(過去の決断が、今の現状)なので、

 

昔はどうで、今はどうで、未来はどうなっていたいのか。

 

これを定期的に、特に岐路に立つときは、ちょっと振り返ってみるのもいいのではないだろうか。

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。