今回は、こちらです。
【書き起こし】
はい、では社会科の封建制とかその辺の資本主義の始まりの話からですね。
続きを話していこうと思うんですけど、
競争社会の誕生の歴史とかですね、封建制度ですね。
あとは王様と領主と農民という3人がいて、この不入権というのを入れたら王様が入ってこれなくなって、
領主の権力があがっちゃったお話までしたと思います。
で次なんですけど、年貢って制度ができたんですよと。
で、この次ですね。
余剰生産物の話をしましたね。
ビジネス、経済体制というのは、基本的にですね、
まずは、生産したから分配する、これは経済の基本として生産したから分配するというのが成り立つわけですよ。
でですよ、次。生産物が生まれると腐らせないように何か珍しいものやおもしろいものと交換したがる。
これが経済の始まりなわけですね。
商売ですね、物々交換の始まりですね。
けど、物々交換するにはですね「都市」が必要なんですよね。
で、都市というものは今の我々日本人はですね、生まれた時から都市がありますから
当たり前のようにあるもの、と思うかもしれませんが昔はなかったわけですよ。
全部畑だったんですよ。だって、人が集まる必要がなかったから。
集まっても、今は商取引があるわけですよ。
要は、誰かがサービスを出すから集まる必要がある。
人が集まるようになるわけですよ。
町に行けば飯屋やってる人もいれば、床屋やってる人もいますよね。
だから都市になるんですよ。
みんな農業だったらキャベツ持っててもみんなキャベツ持ってますから。いらないんですよ。
で、次。領主の一種が変化してきた証拠だと書いてあるんですが、
手工業者の労働組合が発達してくるのだと書いてあるんですが、
で、ここに貨幣経済が流れてくるんですね。
その要因となったのは、十字軍の遠征なんですけど、
そもそも十字軍というのはどういったことか。
まず十字軍の遠征と、ここまでで一単語です。
キリスト教のやつらがですね、聖地エルサレムをですね、イスラム教から取り戻そうとするんですね。
で、まず登場人物を理解する。
ローマ教皇、ウルバヌス2世とか名前を理解するのではなくて、こいつ何者なのか、
この背後のキリストですよね。キリスト対イスラムの戦いなんですよ。
この十字軍の戦いというのは。
で、こいつがイスラムです、「セルジュークトルコ」です。
で、ローマはそもそもキリスト教ですから、キリスト対イスラムというのがわかっていれば、
これが分かるはずなんですよ。
ローマ教皇、ウルバヌス2世、例えばセンター試験で、こいつがイスラム教とかいてあったらこの時点で誤りなわけですよ。
で、勝ったのがイスラム教なわけです。
この戦いでローマ教皇側が勝てず、結局ヨーロッパによる聖地奪回は叶わなかった。
十字軍の遠征で重要なのは、イスラム教が勝ったというわけです。キリスト教は負けたんです。
つまり、ローマが負けたということなんですよ。
ローマはヨーロッパですから、ヨーロッパが負けたということなんですよ。だから奪回できてないという。
聖地奪回は叶わなかったと書いてあるんですよ。
勉強するときっていうのは物事の側面というので全然違いますから、
例えば十字軍というのは、まず、十字軍そのものはですね、キリスト教対イスラム教の戦いで、
結局かったのはイスラム教ですよね。
で、この戦いは何を起こしたかって話なんですよ。
因果関係を知ることが大事なんですね。
十字軍が勝ちました、はい終わりではなく。
この辺が分かってくると歴史が面白くなるんですね。
で、戦争があると、終わった後というのは、第二次世界大戦でもそうですけど、何かが起こります。
例えば軍事産業が儲かります。
銃を売ったり。これは坂本龍馬の薩長同盟したときの、江戸幕府に対して一揆を翻したときもそうですよね。
武器が売れるんですよ、戦争のときは。
つまり儲かりまくるんですよ。
ていうことなんですよ。戦争が起こると医者も儲かります。薬が売れるから。
こういうのがわかってくると面白くなります。
だから、どこかが絶対に儲かるんですよ。戦争が起こると。
だって戦争やるにはメシ必要ですよね。
メシを売る人間が必要なんですよ。
で、ヨーロッパとアジアの交易拡大になった。
ちなみにトルコというのはアジアです。ヨーロッパではないです。
以上(続く)